よくあるエアコンの追加工事の説明と料金について

エアコンの標準工事に含まれる配管の長さは一般的に4ｍとなるので、4ｍを超える場合には追加費用が発生致します。

例えば2階にエアコンを取り付けして室外機は一階に設置する場合に必要とする配管の長さは6～7ｍとなるので、標準工事に含まれる配管4ｍを超えてる2ｍ～3ｍの配管延長費がかかる事になります。

当日いきなり、追加費用と言われて困惑しない為にもエアコンの室内機を設置する場所と、室外機を設置する場所を事前に確認しておく事をオススメします。

エアコンには100Vと200Vの2種類があり、エアコンの対応電圧と部屋のコンセントの電圧を合わせる必要があります。
（目安として15畳用ぐらいから200Vの可能性があり、20畳以上はほぼ200V対応のエアコンになります）

電圧切り替えが必要になる場合にはコンセント交換も同時に必要になります。

コンセントの差込口には複数の種類があり、エアコンのコンセントと形状を合わせる必要があります。

例えば100Vのコンセントでも平行型とアイエル型と種類があり200Vも同様の事が言えます。

これからエアコンを購入する場合には、事前にご自宅のコンセントと併せてエアコンの機種情報からコンセントの形状を調べてみましょう。

エアコンの配管パイプを通す為に壁に穴が空いていない場合には穴開け工事が必要になる場合があります。

建物によっては穴を開ける事が出来ず、窓枠の一部を使用して配管を通す方法もありますので、賃貸の場合は事前に確認するようにしましょう。

穴開けは壁の種類によって料金が異なります。

エアコンの室内機に溜まった水を逃がす為のホースをドレンホースと言います。

例えば、室外機から排水溝までに距離がある場合や、壁面に室外機を設置する場合などはドレンホースを延長する必要があります。

室外機を屋根の上に設置する場合や、天井から吊るす場合には専用の架台を使用して設置する必要があります。

エアコンが古くて入れ換える場合などは、元々の架台を使用して特殊工料のみで設置する事もできます。
※架台の劣化が激しく、破損する可能性がある場合には架台の交換が必要になる事もあります

また、2階以上の高さや建物の天井に室外機を設置する際には高所作業車が必要になる場合もありますので、事前に下見や見積もりをしてもらう事をオススメします。

化粧カバーとは、エアコンの配管を覆うプラスチックのカバーです。

配管パイプの劣化を抑える効果もありますが、主に見た目をキレイに見せる為に使用されます。

化粧カバーは取り付けしなくても、エアコンの機能性が低下する事はありませんので、ご予算に応じてご検討下さい。

最も使用されるのはアイボリー色ですが、その他にもブラックやブラウン、ホワイト色もありますので外壁に合わせてお選び頂けます。

室外化粧カバーと同様に、見た目をスッキリとキレイに見せるためのオプション工事です。

エアコンの室内機と配管の穴までに距離があるのであれば、オススメしております。
※エアコンの設置後には室内化粧カバーは取り付け出来ませんので、ご希望の際は事前にお伝え下さい